<紙の使用に関する取り組み>
1. 新刊本
道路情報誌「ラルート」に故紙100%の再生紙を使用しています。紙をあまり使用しないブックレットタイプの書籍の制作を始めました。(平成16年11月)
チラシ類
平成15年4月から、チラシ・新刊案内・注文ハガキには、すべて古紙100%の再生紙を使っています。
2. ダンボール類
もともとダンボールはほとんどが再生紙で作られています。発送用ダンボールはなるべく使い回しをして、ボロボロになるまで使うようにしています。
3. 新聞・資料用書籍
情報源なので減らすのは難しいですが、インターネットの情報を活用するなどの工夫をしています。
4. OA用紙
校了後のゲラや使い終わった 紙の裏面を利用することで、紙の使用量・廃棄量を減らしています。FAX用紙も両面使えるよう印刷をしました。
5. その他
校正や見積もりなどのやり取りをe-mailで行ったり、報告書の作成をCD-ROM化するなど、紙の使用量を減らすためのさまざまな取り組みを行っています。
平成15年12月には、FAX・スキャナ・プリンタ一体型のコピー機を導入しました。これによって、スキャンやFAX送信時の紙の使用がだいぶ減り、両面印刷も可能になりました。 |  |
<紙の廃棄に関する取り組み>
1. 廃棄本のリサイクル
なるべく本を廃棄しないように努力していますが、保管スペースと在庫の量の関係上どうしても廃棄せざるを得ないときもあります。そういう時は、必ず故紙としてリサイクルするよう、収集業者から故紙問屋への流れを確認し、「リサイクル化証明書」(または「リサイクル管理票」)を交わしています。 |  |
廃棄本のリサイクルの流れ
@ 倉庫の整理や棚卸しで、まとまった量の廃棄本が出ると、秋田共同清掃に連絡をして収集に来てもらいます。事務所裏の倉庫と山の倉庫から、収集車に廃棄本を積み込み、北海紙管という故紙問屋さんへ。
北海紙管は、収集した故紙を製紙会社に卸している会社で、ダンボールや雑誌は東北製紙へ、新聞紙は北海道の苫小牧にある王子製紙へ、牛乳パックは北上製紙へといった具合に、故紙リサイクルの流通ルートの中継点となっている会社です。無明舎出版から廃棄する本は、雑誌類に分類されます。
A 北海紙管に到着すると、まず廃棄本の総量を計量します。次に、収集車から一気に本を下ろし、ベルトコンベアに載せて、包み紙やダンボールの切れ端などの、本以外のものを取り除きます。2,3人の女性が素早い手つきで作業をしているので、あっというまにコンベアの上には本だけが残ります。
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B 選別された本の山は、さらに大きなベルトコンベアに乗って高いところまで持ち上げられ、太い四角い管の中に落とされ、圧縮されます。
C しばらくすると、約1トンの圧縮されたブロックになって出てきます。