◆紙の裏面を利用

 1冊の本を作る過程では、文字校正を3回と色校正を1回行います。制作する本の版型やページ数などによっても異なりますが、1冊の本が校了になるとB5版で1000枚以上の紙が用済みになります。
 これらの紙の裏面を使うことで、紙の使用量・廃棄量を減らそうという取り組みを平成15年4月から始めました。最初は使いきれず、裏紙がたまっていく一方でしたが、印刷所に協力をお願いして校正ゲラに裏紙を使ってもらうことにしてからは、たまった裏紙をほぼ使い切っています。
 裏紙の利用率85%以上を目標に、1年間計測を続けましたが、裏紙の利用が舎内で定着し、たまった裏紙は使い切る状態が続いたため、平成16年4月からは計測をやめました。

裏紙の使用率


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