No.233
登山口まで40分歩てヘトヘト
[御岳山(横手市 751m 2020年10月11日)]
 今日の山行は横手高校の裏手から登る黒森、御岳山ルート。けっこうクマのいるところなので難易度は低いが警戒が必要だ。昨夜からまた左肩から上腕部の痛みがぶり返してユーウツだ。いったんは整骨院に通って鍼灸治療をし「胸郭出口症候群」という病名まで判明し、すっかり治ったと思ったら、そう簡単には問屋を卸してくれなかった。  
 歩くと痛い。寝ていると自然に痛みは遠のくのだが、それでも昨夜は痛みでよく寝られなかった。でも山は行く。前回の秣岳では歩いているうちに痛みはすっかり消えていた。何かに集中していると痛みは忘れられる。
 というわけで張り切って出かけたのだが、御岳山登山口の1・5キロ付近の山道で「通行禁止」の立て札。地滑りによる道路の崩壊があるようだ。どうするかみんなで協議の結果、登山口まで40分、歩くことに。今日は参加者が7名で、近頃にはない大人数、久しぶりの顔もいて、みんなで登りたかった。

ブナの若木がきれいだ

室の中の毒キノコ
 ある程度舗装された山道だったが、これがけっこう歩きづらい。登山靴はとことん土岩泥用の道に適していて舗装胴を歩くと疲れるだけというのがよく分かった。1時間ちょっとで御岳山到着。ここから黒森山まで縦走して、ピストンで帰ってくる予定だったが、登山道からの40分歩きがネックになって、ここで引き返すことにした。まあいい選択だったと思う。
 私個人は右腕の痛みはなくてホッと一安心だが、朝ごはんを抜いてしまったせいか(寝不足もあり食欲がなかった)、馬力が枯渇してしまったようで、最後まで元気がなかった。朝ごはんは大切だ。

 山行の後、美郷町にできたモンベルに寄るつもりだったが、ものすごい人出で駐車場も確保できず断念した。この場所は元々「雁の里せんなん」という道の駅があった場所だが、名称が「道の駅美郷」に変わっていた。多くの人が以前は「雁(カリ)」を「ガン」と読み不吉でイヤな命名だと思っていたが、これで随分すっきりした。すぐそばに後三年の役で「雁行(ガンコウ)の乱れ」から戦いを制した源義家の古戦場があり、ここから「雁の里」の命名になった経緯があるのだろう。これだとやっぱり「ガン」と読んでしまう。この後三年の役の古戦場後の近くに温泉に行く予定だったが、ここは定休日。モンベルも温泉もダメ、というついていない1日となった。温泉なしで解散ということになり、私は市内にあるさとみ温泉に一人直行。ゆっくりあったまってきた。

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