No.195
逆回りコースは新鮮だ
[大滝山(秋田市・208m・2019年2月10日)]
 毎年冬の恒例になった大滝山自然公園一周スノーハイク。山頂は208メートルと低いのだが、途中にはけっこうな坂もあるし、階段も多い。「楽しい難コース」といっていいかもしれない。ひとまわりすると約三時間半、そこそこの長丁場だ。用水地の周りをまわるのだが雪の状態はいいし、思ったほど寒くもなく、ときおり青空が顔を見せた絶好のコンディション。いつもは時計とは逆回りコースで一周するのだが、今日は逆回りコースだ。これは新鮮だ。春子館跡からグングン急坂を登っていく。毎年見慣れている風景なのに、逆回りだと新鮮だ。特に山頂付近から見下ろす大滝池が白いハート形に見えて、なかなかの景観だ。

さあスタートだ

山頂から見た用水池はハード型
 雪山はやっぱり気分がいい。特にこのコースはスノーハイクでは県内でもピカ一のコース。夏場はクマやスズメバチ、ヒルにマムシのメッカなので頼まれても行きたくない自然公園だが、冬場は別格だ。野趣にあふれ雪景色の美しい公園に早変わりする。ほとんど来る人がいないのもうれしい。問題は私のはいているスノーシュー。買って15年たつのでベルトのゴムバンドの劣化が激しい。つま先のゴムバンドが切れてしまった。他のバンドももう限界かもしれない。買ったときは高価(3万円)で、それなりの働きをしてくれたので、ご苦労様という気持ちが大きい。さらに体調でも若干の不安がある。散歩の途中、アイスバーンで転倒して両腕に負傷した(コンクリートに思いっきり受け身を取ってしまったため)。以来、2週間たつのだが、両手に痛みはまだ残っているうえに頭痛に悩まされた。転倒の時、強く頭を打っている可能性もあり不安なのだが、ずっと持続して傷んだりしているわけではないのでやっかいだ。病院で見てもらうことも考えなければならないのかも。年を取ると、簡単なこともいろいろな壁ができて、簡単にアプローチできなくなる。やっかいだが、すべての人が通る道なのだろう。観念するしかない。

 温泉はさとみ温泉「りふれっしゅ」。特別なことのない温泉だが540円と入湯料は高い。

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