No.158
雪が重くて筋肉痛
[高尾山(383m・雄和町――2017年2月26日)]

 高尾山は冬の初めにSシェフと2人で登ったばかり。確か12月中だったが、まったく雪がなく、物足らない山行になった。
 今日はたっぷり雪がある。雪山はスノーシューかカンジキかで、よく議論になる。高尾山はスノーシューだ。後半に急坂が続くが、その前までの3分の2の行程はなだらかな登り。このなだらかな登りはスノーシューが適している。カンジキでは歩きにくい。最初から急坂の登りの続く山は、逆にカンジキの出番だ。どちらにするかなかなか判別のつかない山もあるから厄介だ。
 そうした事前の判断も雪山では重要な意味を持つ。山行は、どのような装備で行くか、が決まれば半分は登れたも同じ、という人もいる。

雪量はここでわかる

天気はいい
 高尾山は秋も冬もよく行く山だが、後半の奥宮に入る鳥居から一気に階段の登りになる。ここの2か所さえ登り切れば問題はないのだが、今回はSシェフが不在。ということはリーダーが不在なので、交互にラッセルを代わりながら、重い雪をかき分けて進んだ。
 山頂までは2時間強。けっこう疲れる。雪が重かったせいだ。下山はルートを変えて降り始めたが、途中で道を間違えてしまった。元きた奥宮まで戻り、登ってきた道を下りて事なきを得たのだが、やはりどうのこうの言っても雪山は怖い。
 下山時に、金色に全身を輝かせたテンが雪面を駆け踊る姿も見ることができた。
 温泉は雄和の「ふるさと温泉ユアシス」。好きでも嫌いでもないが、最近、湯につかっている時間がどんどん短くなっているのはどうしてだろう。昔の温泉嫌いから、少しづつ好きになり、長く温泉に浸かっていられるようになったのだが、またダメになってしまった。

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