今日は靴納め。強風吹き止まぬ太平山・前岳へ。寒いが暖かい。よくわからないがそんな感じだ。それにしても昨夜の風はすごかった。仙台に行ったのだが帰りの新幹線は強風のため一気に大曲からノロノロ減速運転。夜中も何度か風の音で目覚めた。
　そんなか、誰一人疑問も不安を抱くこともなく、集合場所の金山滝登山口駐車場に時間通り集合。普通なら「中止」になってもおかしくない強風だったが今日は「靴納め」。さらに夕方からはモモヒキーズ忘年会。いわば１年で一番大事な日、といってもいい。

長靴が正解

山頂は雪

　私たち以外にも登山者はたくさんいた。さすが秋田市の歩行者天国だ。曇り空の中をゆっくりスタート。風もなく天気はどうにか持ちそうだ。黙々と上り続け２時間で山頂へ。女人堂の手前から山は真っ白。スパイク長靴で大正解だった。
　女人堂を過ぎると風が強くなり寒さもランクアップ。この１年ですっかり寒さに過敏になった。こまめに服を脱いだり来たり忙しい。
　山頂は雪、とてもランチをとれるような状態ではない。急いで下山し、昼食は温泉のなかでとることにした。
　今年も２８座に登ることができた。例年より少ないが、今年は後半いろんなことがあり回数を稼げなかった。なにはともあれ１年間、大きなケガもなく山に登ることができたことに感謝。 ＊ 　温泉は「ざぶーん」。最近温泉の入り方も変化した。洗い場でしっかり体を洗い、ひげもあたり、おもむろに湯船に入る、というパターンが、湯船で軽く体を温めてから洗い場に向かうようになった。とにかく寒がりになったのは年のせいだろうか。
　じっくり体を温め今日は２階食堂でランチ。山飯は持ってきたがバーナーは使えないのでラーメンを注文することに。自分的にはゼイタクなごちそうだ。この５年近く昼はリンゴと寒天。ダイエットとリバウンド防止のためラーメンもアイスも自粛しているからだ。
　期待の「外食」だったが、結局は残してしまった。先日、話題のジョージ・ソルトの『ラーメンの語られざる歴史』（国書刊行会）は読んだばかり。面白かったが、名著『ラーメンと愛国』には及びもつかなかったなあ。今年もどうもお疲れさま。