294. 2024年8月14日
 去年もそうだったが、今年も蚊がいない。暑すぎるため、といわれているが、原因はそれだけなのだろうか。特に蚊が好きとか、蚊に思い入れがあるというわけではないが、いないといないで気になってしまう。と、ここまで「蚊」という字を3回使って気が付いたのだが、虫偏に文で蚊。なんともよく脚のひょろ長い蚊の姿形を表している。 蚊はいないが蝉は多い。多すぎて気持ち悪いくらいいる。蝉は34度以上では活動できないらしい。よって、連日34度以上の酷暑が続く関東圏ではほとんど蝉がいないという。こちらは暑くても32?33度だ。日本中の蝉がここに一極集中しているかと思うほど多い。昨日から赤トンボも大量発生している。これもまた大量だ。まだ気温があがらない早朝が特に多い。 不思議なのはそのほとんどが地面にとまっていることだ。こんな光景はみたことがない。
 夏の代名詞だった蚊は消え、秋の代名詞だった赤トンボが盛夏に飛び回っている。少しずつ少しずつ私の知っている夏ではなくなってきている。
(M)