先日、出張で東京へ行ってきた。行く前から、夜はタイ料理を食べようと決めていた。というのも、秋田にはタイ料理屋が一件もない。文字通り、一件もない。エスニック料理という名目で、タイ風の料理を食べさせる店もあるのだが、どれもイマイチだ。無類のタイ料理好きとしては大変困っている。東京では神保町に宿を取った。宿の近くに昔から通っているタイ料理がある。ホテルにチェックインし、早速向かった。記憶している限り、神保町ではその店を含め3件ほどタイ料理屋があったのだが、街を歩いてみて驚いた。高級そうな店から、ファストフードのような店まで10件以上タイ料理屋が乱立していた。似たような現象が数年前にもおきていた事を思い出す。インド料理屋だ。そして、そのインド料理屋の波は今、秋田で起こっている。都会では増えすぎてしまって商売にならず、徐々に地方に拡がっていく。ということは、あと数年もすれば、秋田でもタイ料理屋が乱立する時代がくるのかもしれない。実際に、お隣、山形や仙台ではタイ料理が増えてきている。