2022/01/17

 新しい年を迎えました。本年もよろしく。年末・年始の来客はいかがでしたで
しょうか。
毎年、1日に、地元の神社に初参りに行くのですが、今年はコロナということなので、御神酒や甘酒のふるまいは中止でした。それでも初参りをする家族連れは、昨年よりも多い感じで、やはり神頼みということでしょうか?
 10日は「とんど祭り」でしたという便りが瀬戸内の福山から届きました。「どんど焼き」とも「左義長」(さぎちょう)とも言うそうで、正月飾りやお守り、お札などを燃やし、1年間の災いを払い、豊作や家内安全、無病息災、子孫繁栄を願う、小正月の行事ですが、田畑が消えつつあり、米軍(岩国基地)由来のコロナが福山でも蔓延しはじめているわけで、苦労して行う「とんど祭り」のご利益があるといいのですが。

●グラハム数の末尾1億桁をうっかり計算してしまったので印刷することになった数学の本。TokusiN(とくしん)著「グラハム数100,000,000桁表 最終巻」655円 暗黒通信団は、巨大な全体像の一端を垣間みれるかもしれません。著者はこの本のために、新しい計算アルゴリズムを作り、手間がかかっているそうです。グラハム数は創作物ではなく、ただの事実の羅列なのでこれに著作権はないとのことです。ISBN978-4-87310-387-7

●サブタイトルは<石垣島の自然観察者 正木任(ツトム)が残したもの>。盛口満著「『ツトムの虫』を探して」1,800円 ボーダーインクは、敗戦の2年前、戦禍に散った、石垣島の虫博士と後継者の話です。明治時代から昭和期にかけて活躍した、石垣島測候所の名物所長・岩崎卓爾と秘蔵弟子といわれた正木任(ツトム)の物語。南の島の自然を愛し、格闘した若き自然観察者の足跡を追う。ISBN978-4-89982-418-3

●川崎北部、いまは「しんゆり」と呼ばれる柿生・岡上の昭和30年代の暮しが蘇ります。ふる里を語る柿岡塾編「柿ふる里」1,700円 夢工房は、この地に住む、いまは70代、80代の男女から聞き取った昔話。禅寺丸柿、米作り、冠婚葬祭、農家の食事、仕事の息抜きなど。里の記憶の章に収められている48話は戦後初期の風景がこみ上げてきます。ISBN978-4-86158-098-7

●筑前藩主、黒田長溥、悲憤の歴史小説。池松美澄著「長溥の悔恨−筑前黒田藩『乙丑(いっちゅう)の獄』と戊辰東北戦争」1,500円 花乱社は、かつての日本の開国=明治維新は、あれでよかったのか?という、薩長中心の維新を悔いる書。ISBN978-4-910038-45-2

●中世、アラビア世界の衰退期に生きたの歴史哲学の祖といわれ、その著作は、トルコ、エジプト、チュニジア、モロッコそしてヨーロッパの各国に伝わり、「イバルの書」と呼ばれ写本が多く存在します。荒井悠太著「或る中世写本の旅路:イブン・ハルドゥーン『イバルの書』の伝播」700円 風響社は、数多くの「イバルの書」写本の来歴を「モノ」として追い「思想」の伝播の実際に迫ります。ISBN978-4-89489-297-2

●「イサキのふわふわ揚げ」「揚げブリのみぞれ鍋」「タラのブランダート」etc。美味しそうな海魚料理の数々。放送局勤務を経てフリーライターとなり、主に九州をエリアとして活躍する釣り師・富松由紀著「魚はわが師匠−釣り師の料理ノート」1,800円 弦書房は、料理の考案を得意とする著者の漁介料理ノート。豊富な取材活動に基づき日々の思いのエッセイ、そして料理72品レシピも。ISBN978-4-86329-234-5

●戦国期以降、千葉西下総に領域支配を展開した小金城主・高城氏の謎の出自・系譜の検証。そして奥州高城説を解明します。千野原靖方著「下総原氏・高城氏の歴史<下>第2部高城氏」1,400円はたけしま出版から。併せて千葉・原氏との関係、勢力伸長の経緯、小金領の形成、家臣団の分布、寺社・郷村支配などの実態・支配構造も考察。ISBN978-4-925111-65-2/既刊の下総千葉氏の重臣・原氏を研究した同じ著者の「下総原氏・高城氏の歴史<上>第1部 原氏」1,200円もあります。ISBN978-4-925111-56-0

●岡山県内で伝承されている、鳥が出てくる49話を美しい野鳥の姿とともに再話。立石憲利・入澤知子著「おかやま鳥の民話」1,800円 吉備人出版は、春夏秋冬の四季に分けて紹介。立石さんは日本民話の会会長で民話採集の第一人者。入澤さんは岡山県北・奈義町で語りの活動をしている方です。ISBN978-4-86069-670-2


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