2022/06/22

 「岡本おさみ」という作詞家さんをご存知でしょうか?フォークソング黎明期に放送作家から作詞家となり、森進一の襟裳岬、吉田拓郎の旅の宿など数々のヒット作を生んだ鳥取県米子出身の方です。2015年に心不全のため73歳で死去しています。今年、その生誕80年を迎えます。45年前に70年代の放浪の旅で書き留めた「ことば」を紡ぎながら、名曲の誕生秘話を綴ったエッセイ「旅に唄あり」が出版されました。いまは品切れですが、これを「復刻新版 旅に唄あり」3,000円として山陰中央新報社が刊行します。全国を旅して、たくさんの人たちとの触れ合いの中から、数々の名曲が生れました。その名曲誕生の舞台裏を自ら綴ったエッセイ。第一章 襟裳岬、風街ろまん、落陽、鉄兵のブルースなどの作詞した唄を語る「旅に唄あり」、 第二章「岡本おさみのフォーク談義」は、第一部 吉田拓郎とのコンビで日本レコード大賞を受賞した「襟裳岬」についての誕生秘話を。第2部 地名定男、淡谷のり子との出会いと曲作り、高倉健との撮影裏話、宇崎竜童との音楽、南こうせつとの若かかりし日の思い出など。第3章『わが詩』は、ネットの岡本フアンとのやりとりのなかで各名曲について解説、第4章はシンガーソングライター・南こうせつ、音楽評論家・田家秀樹、とっとりコンベンションビューロー前理事長・長谷川泰三各氏の寄稿で構成されています。

●知っているようで知らない沖縄の知恵。比嘉淳子著「おきなわ暮しの雑記帳−豊かで自然にやさしい生活」1,700円 ボーダーインクは、先人の処世術=黄金言葉、自然と共に歩む季節と年中行事、残していきたい料理レシピ、アタイ(屋敷内の畑)に植えた植物活用法など。ISBN978-4-89982-425-1

●ユズ研究の第一人者・沢村正義著「柚子をさぐる−ゆずの森より」1,700円 フレグランスジャーナル社は、科学的アプローチの積み重ねにより、ゆずが食品、化粧品、アロマの和の基材となることなど多角的に探ります。ISBN978-4-89479-316-3

●インド哲学・仏教学者・故中村元博士の少年時代の作文集「はじめのはじまり」1,000円 ハーベスト出版は、中村元記念館編集・構成による残された蔵書とともに青少年時代に書かれたものの中から、中学、高校時代の作文や日記を集めました。考える力は少年期に生れたようです。中村元少年の夏休み、元少年の見た景色・もの、旅の思い出、思想家としての片鱗など。ISBN978-4-86456-415-1

●福岡人権研究所の新刊は、久米祐子著「子どもから障害児を『わけない教育』の戦後史−インクルーシブ教育とは−」2,000円です。1950年代の、障害児を「分けない教育」=包み込む教育の系譜の掘り起こし、思想と実践の系譜。もう一つの戦後教育史とも言えます。ISBN978-4-910785-04-2

●琉球王国きっての名宰相といわれた蔡温による、組踊「手水の縁」の作者として知られる、平敷屋朝敏ら十数名の処刑の謎を追います。西銘郁和評論集「平敷屋朝敏を聴く」4,500円 榕樹書林は、「平敷屋・友寄事件」の背景を近世琉球文学者・平敷屋朝敏の作品と18世紀初期の王府政策を基に明らかにします。978-4-89805-237-2

●伊能忠敬の一生を描く歴史小説。梅田うめすけ著「汐さいの地図」1,500円 ごまめ書房は、その強靱な意思と行動力は少年期から壮年期までの前半生が培ったという物語。司馬遼太郎も松本清張も誤解していた?いままで描かれてこなかった伊能忠敬の前半生を小説で。ISBNISBN978-4-902387-32-2

●文字以前の精神を受け継ぐ土着文化の「深さ」と「潔さ」を遺すブラジル北東部で、公衆衛生研究者の眼が軽快に描く世界。三砂ちづる著「セルタンとリトラル−ブラジルの10年」 2,000円 弦書房は、南緯3度の独特の自然観を示す世界を描きます。今も生きる<カヌードスの乱>の精神とは?独特の自然観を示す<キントゥラ>とは?ISBN978-4-86329-249-9

●新規出版社たつみや出版の新刊は、こんなすごい中小企業があり、読むと元気にしはてくれる企業23社を紹介します。たつみや出版編集部編「突き抜ける中小企業 モノづくり企業編」1,600円です。中小企業の成長には、表に見えない社長の覚悟と決断力があると言います。ISBN978-4-9911882-1-3


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