「秋田のことば」CDーRMを作ります

 去る6月1日、秋田県庁において「秋田のことば」CDーRMコンペが行われました。小舎ではプログラミングをしてくれるボイジャー(東京)と組み、二人三脚で「シソーラス検索プラン」で他を圧倒しコンペ第1位になりました。今回のコンペの主役は、これが初仕事になる20代の女子舎員富山です。「シソーラス」は舎主のアイデアですが、それを企画書にまとめ、例文を作り、県との折衝にあたり、事務手続きのいっさいをやったのが彼女です。富山は図書館情報大学出身なので、その意味では今回のコンペの最適任者だったわけですが、コンペの三日ほど前からほぼ徹夜の状態がつづいてストレスをため込んだようです。ボイジャーのスタッフもがんばってくれました。わざわざ秋田まで駆けつけてくださり、並々ならぬ熱意と真剣さで取り組んでくれ、舎員一同たいへん感謝しています。ボイジャーが作ってくれたデモ版をみて驚いたのは、ジャケットと本文組みのデザインが杉浦康平さんだったことです。これをみたとき、こんな豪華なもので負けたら申し訳ないなあ、というもので、けっこうナーバスになってしまいました。無事勝って、今は毎日ボイジャーの特製Tシャツ(デザイン平野甲賀)を着て仕事をしています。完成は二〇〇三年ですが、もう本格的に準備作業はスタートしました。面白くて全国的に話題になり真似される方言辞典CDーRMにするつもりです。

杉浦さんのジャケット

ボイジャーのTシャツ

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