山形県

なのはなおんせん でんでん
なの花温泉 田田
山形の公共温泉(無明舎出版編)より
山形の公共温泉 庄内地区 

豊富な湯量が自慢。広々とした浴槽
日帰り入浴
300

(大人)
6時〜22時
-
住所:東田川郡三川町大字横山字堤206
電話:0235−66−4833
FAX:0235―46―4861

 豊富な湯量で大人気
 田田(でんでん)の名の通り、三川(みかわ)町の中心部に近い田園地帯に町が設置して、平成2年11月にオープンした大規模な温泉保養宿泊施設。一帯は「いろり火の里」として整備が進み、平成12年春までに宿泊研修施設「田田の宿」、文化館「なの花ホール」、道の駅庄内みかわ「マイデル」、共同店舗「ラコス」などが設置された。第3セクターの(株)みかわ振興公社が運営している。
 施設は、豪壮な大庄屋造りの建物に大浴場、大広間2、カラオケ付き 畳の宴会場、休憩個室4室などとなっている。自慢の大浴場は一つが岩風呂で、もう一つが石風呂になっている。ともに155.5平方mもの広さがあり、岩風呂はバイブラ・打たせ湯・ボディーシャワー、石風呂にはジャグジーとジェットバスが付いている。またどちらにもサウナと水風呂、かぶり湯が付いているが、湯量豊富な二つの源泉が魅力となっている。
 「田田の宿」は平成3年オープンの宿泊施設で、「昔屋」(和室4)を組み込む形の建物になっている。
 落ち着いた和風の外観の建物に、洋室40室、宿泊定員は和室と洋室あわせて 名で和風レストランも備えている。
 温泉と宿泊とコンベンションとショッピング、さらには地域情報発信の機能も加えて町の中核的交流ゾーンになった「いろり火の里」。
 毎年5月のゴールデンウイークには町の花「菜の花」にちなんで「菜の花まつり」が開かれ、鮮やかな黄色一面の中での撮影会や物産市などでにぎわう。

 庄内巡りの拠点にも
 三川町といえば、近年は「全国方言大会」でも有名になった。「菜の花まつり」や「方言大会」にあわせて訪れるのもいいだろうし、あまり混みあい過ぎるのが苦手なら時期をずらして、田田を拠点に近隣各地の名所・旧跡・見どころを巡るのもいいだろう。

周囲は田園や菜の花畑

豪壮で力強い造りの「田田」

趣あるデザインが随所に

●アクセス
車で鶴岡から約15分、酒田から約25分、庄内空港から約10分

●温泉データ
源 泉 名 町営4号・3号源泉
泉  質
4号源泉=ナトリウム―塩化物強塩温泉
 (高張性弱アルカリ性高温泉)
3号源泉=ナトリウム―塩化物温泉
 (低張性弱アルカリ性温泉)
泉  温 4号源泉=60.1度
      3号源泉=35.3度
効  能
ともに一般的適応症のほか切り傷・火傷・慢性婦人病

●利用データ
日帰り入浴時間 6時〜22時
 (最終入館は21時15分まで)
日帰り入浴料金 大人300円・小人150円
宿  泊 素泊まり4000円〜
イン&アウト 15時/10時
定 休 日 毎月第3水曜日
数値等のデータは2000年現在のものであることをご了承下さい。

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