青森県

七戸町文化村
「道の駅」とうほくガイド(無明舎出版編)より
国道4号道の駅・しちのへ  0176-62-5777
南部の馬の文化を今に伝える道の駅
 青森市からみちのく有料道路(利用料金普通車850円)を東に向かって走る。およそ30分ほどで国道4号に突き当たるのでそこから約10分南下すると右手に見えてくる。国道から地方道に少し入ったところに建っているので静かで、車の騒音が遠くに感じられる。
 この辺りは、かつて七戸南部藩1万400石の城下町として繁栄したところ。古くから名馬の産地として栄え、数々の軍馬や競走馬を生んできた。
 「七戸町文化村」でも人々の馬への愛着の深さを象徴するかのように、2頭の馬の銅像が出迎えてくれる。この2頭の馬はいずれも町内の「盛田牧場」の馬で、それぞれ日本ダービーで優勝したことのある名馬だ。「盛田牧場」の一角には、かつて人と馬がひとつ屋根の下で生活していた家「南部曲家」が残っており、人と馬の歴史を今に伝えている。
 歴史を感じると言えば、南北朝時代初期に築城されたという「七戸城跡」。東西375メートル、南北387メートルの大規模なもので、国史跡指定を受けている。他に夏はキャンプ、冬はスキーが楽しめる「東八甲田家族旅行村」にも近い。標高220メートルの展望台は周囲の牧場や八甲田連峰が望める絶景ポイント。


 東北では数少ない美術館を併設した道の駅。右側に建つ美術館には日本を代表する画家で、七戸町出身の鷹山宇一氏の作品が常設展示されている。世界のランプのコレクターでもあった氏のコレクションも展示。さらに奥に進むと、馬とゆかりの深い土地柄を反映して絵馬のコレクションを展示した「絵馬館」がある。その隣には「スペイン民芸資料館」があり、スペインの古い民具を展示。文化村の名にふさわしい、充実したコレクションの数々を鑑賞することができる。
 左側の建物内のレストランはその名も「絵馬」。「絵馬定食」(1500円)や馬肉の「馬うま定食」(750円)が人気だ。そばコーナーもあり、地元産のソバ粉で打ったそばを食べさせてくれる。
 物産コーナーでは品質の良い長芋を使った製品が人気。「長芋の漬物」(シソ・醤油・キムチ・レモン味・各340円)は特にお奨めだ。また、「駒まんじゅう」(10ケ入・740円)は定番の売れ筋商品。食べ物以外にも「馬」の文字が裏から見たように入っている絵馬「七戸左駒」の実演販売などがある。
 外には農産物直売所や馬のモニュメントが点在する中庭があるのでゆっくりと回って見るのもいいだろう。

「ジュネみそ」を付けて焼いた「そばもち」華やかなヨーロッパのランプ道の駅の前に建つブロンズ像


●七戸城跡(柏葉公園)
 問合せは、七戸町商工観光課
  0176-62-2111

●青岩寺
 七戸城の城門が移築されている寺。
  0176-62-3222

●東八甲田家族旅行村
  0176-62-5671
例年5月中旬に催される
ツツジ祭りで有名な
「天王神社」


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◆所在地 
  〒039-2500
  青森県上北郡七戸町荒熊内67-94
◆物産販売 「スペイン生活文化館」 9:00〜18:00
     (定休日 第2・4月曜日 年末年始・以下同じ)
         花と野菜の直売場 9:00〜17:40
◆レストラン 「絵馬」 10:00〜18:00
         そばコーナー 9:00〜16:00
◆その他付属施設
  「鷹山宇一記念美術館」 10:00〜18:00
  「スペイン民芸資料館」
  「ランプ館」
  「絵馬館」
  「花き展示館」 9:00〜18:00
◆公衆電話 2台 24時間
◆駐車場
  大型車10台・普通車77台・身障者用 1台 24時間
◆トイレ
  男性用15器・女性用15器・身障者用 1器
  8:00〜18:00
数値等のデータは1999年現在のものであることをご了承下さい。

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