新考・宮本武蔵[品切]
四六判・283頁 定価2000円+税 冊数
  プロローグ 6
T 地の章・氏と育ち
 抜群の毛並み 12
 生母・率子 16
 生国はやはり播磨か 19
 悲惨な幼少期 21
 正蓮庵の小僧 24
 異常な本位田事件 27
 馴染まない父と子 30
 父と兄の出奔 33
 稽古初めについて 36
 十三歳の殺人 40

U 水の章・武者修行
 矩・墨金が語るもの 46
 なぜ但馬か 50
 石垣原の合戦 53
 武蔵とキリシタン 56
 風貌の由来 61
 吉岡一門との決闘 66
 龍野御坊 70
 内縁の妻と娘 73
 鎖鎌を破る 77
 それからの武蔵 79
 巌流島への道 82
 決闘巌流島 85

V 火の章・兵法
 朝鍛夕錬ということ 92
 円明流の「円」について 95
 武蔵流の手裏剣 99
 二天一流の由来 102
 おかしな兵法書 107
 一撃で倒すということ 110
 すね者の論理 113
 反面の事実 117

W 風の章・諸国回遊
 合戦の証拠 122
 明石の武蔵 125
 孤児育成 129
 尾張の円明流 135
 江戸の武蔵 139

 天草・島原の切支丹一揆 143
 肥後熊本への道 147
 晩年の武蔵 150
 遺す言葉 153

X 空の章・感性と悟性
 なぜ『五輪書』なのか 160
 剣画一如 165
 達磨と布袋の絵 168
 『蘆雁図』への道 171
 特異な感性の秘密 175
 禊ということ 178
 可能性の兵法 181
 対女性観 186
 武蔵の死生観 190

  年表 197
  あとがき 260
  編集後記 262
  索引


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