ブナの森に大規模林道はいらない[品切]
四六判・314頁 定価1800円+税 冊数
自由民権の血 佐高信

第一章 葉山の麓で
 公民館主事(蚕桑地区公民館)
 自分史にひそむ峠
 今、葉山を想う
 ブナの精気に包まれた葉山神よ、森林間発公団を弾劾せよ
 橋本大二郎・高知県知事に反論する
 早急に大規模林道事業の行政監察を求める
 公共工事見直しを
 ブナ林に浸る休日
 内川にイワナを探す
 佐高さんと出会う
 ブナの森の恵み
 安部ケ館山頂の幻
 画仙人の心意気
 元日の葉山に登る
 ブナの森番日月抄―九七年秋
 公共事業と歴史学
 夏至の日のハヤマ神
 朝日連峰・ヌルマタ沢と金目川
 葉山の春

第二章 葉山神よ怒れ
 葉山神よ怒れ! Part1(一九八七年)
 葉山神よ怒れ! Part2(一九九四年)
 葉山神よ怒れ! Part3(一九九六年)

第三章 大規模林道問題−全国ネットワーク集会によせて
 「葉山の自然を守る会」の十年が告発してきたもの
〈東京集会に向けて〉
 大規模林道阻止闘争で何が明らかになったか
〈旭川集会に向けて〉
 大規模林道朝日・小国区間中止!
〈富山集会に向けて〉
 完全中止!一九九八年の取り組みを振り返る

第四章 人事委闘争聞争
 報復人事―恥ずべきは誰なのか
 不当配転撤回闘争―1131日目の勝利

第五章 自然保護史試論
 まつろわぬ民の系譜(1)中山一揆
 歴史学習と地域課題について

(自然保護についての試論)
 不動明王は葉山神の怒りに呼応して甦る
 葉山神社の歴史について
 まつろわぬ民の系譜(2)葉山信仰と自然景観保護
麻都漏波奴――結びにかえて

付、資料
・大規模林道事業の概要
・葉山の自然を守る会歩み(年表)

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