漫画家 [2026/04/17,09:28:54]
本が好き、と言っても漫画はダメ、ほとんど読まないので知らない世界だ。これは面白いなあ、と感嘆した漫画は「じゃりん子チエ」で、これは読むのが楽しみだった。この手の世界観を文字で表現するのは難しいだろうな、というのが第一印象だった。若い時はつげ義春に夢中になった。青春の病のようなものかも。劇作家ベケットに心酔していたころなので、「ネジ式」はバイブルみたいに愛読した。それと東海林さだおさんも好きだった。これは漫画もそうだが文章が面白かった。このお二人が相次いで亡くなった。3月につげ義春、翌4月に東海林さだお、どちらも88歳。東海林さんは東京・阿佐ヶ谷の焼き鳥屋で客同士として、たまたま対面の席になったことがあった。小説家が亡くなるのと漫画家が亡くなるのは、なんだか異質の空気感がある。なぜなのだろう。
マット切り [2026/04/16,09:15:31]
数日前、ガクブチについて書いたのだが、予想していた2倍の値段で、おおいに焦った。写真集を上梓したので、その2Lサイズのものを額装し、あわよくば売ってしまおうと、お畏れ多いことを考えたのだが、いったん中止。額があまりに高すぎる。何社かの画材屋さんから相見積もりをとり、先日ようやく秋田市内の画材屋さんに作ってもらうことになった。決め手は「マット切り」だ。額装ではこのマット切りが大きなポイントになる。大きな画材屋さんでは中央に発注するから時間と金がかかる。それを自前で短時間にできる、というのが決め手だ。少ない数ではないので痛い出費だが、何とか作品を一人でも多くの方に買ってもらい、償却するしかない。本だけ出してるほうが楽なのになあ。
写真集 [2026/04/15,09:18:58]
写真集を見たり、展覧会に行ったり、本を編集するのは大好きだ。写真という芸術のジャンルが自分に合っているのだと思う。そう思ってはいたが、まさか自分が「写真集」と名乗る本を出す本人になるとは、思ってもみなかった。本日、『拙者の散歩道』という写真集を上梓した。何だかこそばゆく、現実感はない。ここ数年、散歩道で見つけた「道ばたのモダンアート」らしきものを、デジカメの接写レンズで撮り続けてきた。それを編んだものだ。類書がないので、これがどの程度のシロモノなのか、自分でも判断がつかない。歩くのが楽しくなるような、文字通りの「道・楽」だったのは間違いない。道楽を仕事にしてしまったわけだ。売れなければ自分で責任をとればいいだけの話だ。そんなわけで写真集を出しました。よろしくお願いいます。
危険手当 [2026/04/14,09:56:48]
ネットで、戦争中の兵士の給料(特別手当)を調べてみたが、うまくヒットする情報はなかった。その昔、ベトナム戦争に従軍した日本人と知り合ったことがあった。かれはアメリカ国籍が欲しくて志願兵になったのだが、危険地帯に出向くときは、7万円(1日)ぐらいの特別手当が出た、と話していたのを思い出したからだ。当時の7万円というのはとんでもない金額だ。けっきょく国籍取得はならず、それでも戦地での特別手当はがっぽりもらって日本に帰ってきた。そのお金を元手に日本でビジネスを始めたはずだ。最近の新聞記事で、戦地に赴くアメリカ兵の年収が2000万円近いあったことに驚いた。その真偽も確かめたかったのだが、よくわからない。明日死ぬかもしれない危険地帯での仕事は、どれくらいならば妥当なのか、それを誰がどのように決めるのか、知りたいところだ。
やっかい [2026/04/13,09:54:40]
吹けば飛ぶような零細地方出版社にも、世界の政治経済状況は、ビビットに影響を与える。将来に不安を覚えるような大事件が起きると、ピタリと本の注文や出版依頼が減ってしまうのだ。最初はその関連を疑っていたが、長く仕事をしていると、やっぱり関連はあるような気がする。ようするに一種の「気分」なのだ。この気分というのが経済をコントロールしている。もしかして株価と似ているのかな。やったことがないので断言できないけど。景気の良しあしとは別に、明るい未来を展望できない世の中というのは救いようがない。少し貧しいけれど未来は明るい、という感じの世の中が実は理想的なのかもしれない。明るそうに見えるけど実は貧しくなる一方、という閉塞感が一番厄介だ。
ガクブチ [2026/04/12,10:09:29]
最近はあまり車も乗らない。もっぱら徒歩が基本なので、ガソリンが高くなっても、それほど大きなダメージはない、と身勝手に思っていた。ところが昨日、ある文具店に、仕事に必要なガクブチを購入するため訪れると、ガクブチの値段が2,3年前の2倍近くに跳ね上がっていた。トランプの戦争の影響で、海外生産、石油由来材料のガクブチは、もっともっと高くなりますよ、入荷も遅れるし、店の人に脅された。てっきり3千円台くらいと思ったものが、なんと5千円を超えていたのである。開いた口が塞がらない。1個2個ならまだしも、展覧会用だと50個単位の注文になる。それだけで何十万もの差が出てしまうのだ。ガソリンだけじゃない。本当に頭にくる。
物忘れ [2026/04/11,09:07:48]
映画『明日への記憶』はアルツハイマーを扱った、萩原浩原作の小説を映画化したもの。昨日テレビ放映されたものを初めて見た。身につまされる「認知テスト」もあって、ハラハラドキドキ、主人公に感情移入して見いってしまった。もうこの年では、認知症になってもあきらめはつくが、50代の働き盛りだときついだろうなあ。落語家の三枝のまくらに、「アルツハイマーの名医が見つかった」「誰?おしえて」「忘れました」というのがあって、こちらは大笑いしてしまったが、今、医者が目の前で認知テストをやり始めたら、たぶん「恐怖と不安」で、頭が真っ白になって何も答えられないだろうな、とも思ってしまう。日々物忘れの波は大きくなって、襲い掛かってくる。この波からは逃れることができそうにない。
口臭 [2026/04/10,10:27:50]
自分だけの感覚かもしれないが、年をとってから、清潔になった。というか清潔を心掛けるようになった。身だしなみや身体の匂い、ひげそりや歯磨きなど、若いころには考えられないほど、キチンと向き合うようになった。相手に不快な思いをさせたくないからだろう。若いころはそんなことはどうでもよかった、ような気がするが、なかでも一番気を遣うのは「口臭」だ。二日酔いの翌日などは口臭がひどくて外出も控えたほどだが、今は縁が切れた。お酒を飲まなくなったこともあるのだろうが、毎朝の口臭ケアのうがい薬が効いているようだ。このうがい薬を常用するようになってから、自分から口臭を意識することはほとんどなくなった。毎日10枚は使う無印良品の100円メモパッドとともに、この口臭ケアうがい薬は、お買い得商品のひとつだ。今日も雨。外に出たいが、億劫さが先に立つ。
メガネ [2026/04/09,09:24:55]
散歩中に財布を落としたりしないように、散歩専用の2千円ぐらい入った小銭入れを持ち歩くようにしている。特に冬場に多いのだが、ポケットからのモノの出し入れが多くなり、財布を落とすケースが増える。昨日、久しぶりにお金を振り込む必要があり近所の銀行へ出かけた。振り込みを済ませ、隣のスーパーに入ったところで、メガネをかけていないことに気が付いた。銀行に置き忘れたのだ。急いで戻ると、記帳デスクにメガネはそのまま置かれていた。冷や汗をかいた。散歩から帰って財布を落としたと気が付いた時、身体から力と熱がさっと引いていく、あの何とも言えなぬ絶望感が、少しだけ蘇ったほどだ。とにかく大事なものは持ち歩かないことが肝心だ。でもメガネはそうはいかないか。
ホワイトボード [2026/04/08,09:25:31]
学校にあった黒板が好きだ。見かけると何かを書きたくなる。チョークも、あの独特のザラザラ感が嫌いではない。黒板に、とりあえず思いついたことを書く。すると次から次へとアイデアがつながっていき、「あ、そうか自分は今こんなことを考えていたのか」と鮮明になり、びっくりすしたこともあった。考えが煮詰まって、にっちもさっちもいかなくなると、「黒板があればなあ」といつも思ってしまう。いまは壁に簡単に貼って使えるホワイトボードがあるという。そこでミーハーは早速ネットで購入。畳一畳弱の大きさだが、飽きればはがせばいい。ということで、シャチョー室にはホワイトボードが新登場。まだ何も書いていない。

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