危険手当 [2026/04/14,09:56:48]
ネットで、戦争中の兵士の給料(特別手当)を調べてみたが、うまくヒットする情報はなかった。その昔、ベトナム戦争に従軍した日本人と知り合ったことがあった。かれはアメリカ国籍が欲しくて志願兵になったのだが、危険地帯に出向くときは、7万円(1日)ぐらいの特別手当が出た、と話していたのを思い出したからだ。当時の7万円というのはとんでもない金額だ。けっきょく国籍取得はならず、それでも戦地での特別手当はがっぽりもらって日本に帰ってきた。そのお金を元手に日本でビジネスを始めたはずだ。最近の新聞記事で、戦地に赴くアメリカ兵の年収が2000万円近いあったことに驚いた。その真偽も確かめたかったのだが、よくわからない。明日死ぬかもしれない危険地帯での仕事は、どれくらいならば妥当なのか、それを誰がどのように決めるのか、知りたいところだ。
やっかい [2026/04/13,09:54:40]
吹けば飛ぶような零細地方出版社にも、世界の政治経済状況は、ビビットに影響を与える。将来に不安を覚えるような大事件が起きると、ピタリと本の注文や出版依頼が減ってしまうのだ。最初はその関連を疑っていたが、長く仕事をしていると、やっぱり関連はあるような気がする。ようするに一種の「気分」なのだ。この気分というのが経済をコントロールしている。もしかして株価と似ているのかな。やったことがないので断言できないけど。景気の良しあしとは別に、明るい未来を展望できない世の中というのは救いようがない。少し貧しいけれど未来は明るい、という感じの世の中が実は理想的なのかもしれない。明るそうに見えるけど実は貧しくなる一方、という閉塞感が一番厄介だ。
ガクブチ [2026/04/12,10:09:29]
最近はあまり車も乗らない。もっぱら徒歩が基本なので、ガソリンが高くなっても、それほど大きなダメージはない、と身勝手に思っていた。ところが昨日、ある文具店に、仕事に必要なガクブチを購入するため訪れると、ガクブチの値段が2,3年前の2倍近くに跳ね上がっていた。トランプの戦争の影響で、海外生産、石油由来材料のガクブチは、もっともっと高くなりますよ、入荷も遅れるし、店の人に脅された。てっきり3千円台くらいと思ったものが、なんと5千円を超えていたのである。開いた口が塞がらない。1個2個ならまだしも、展覧会用だと50個単位の注文になる。それだけで何十万もの差が出てしまうのだ。ガソリンだけじゃない。本当に頭にくる。
物忘れ [2026/04/11,09:07:48]
映画『明日への記憶』はアルツハイマーを扱った、萩原浩原作の小説を映画化したもの。昨日テレビ放映されたものを初めて見た。身につまされる「認知テスト」もあって、ハラハラドキドキ、主人公に感情移入して見いってしまった。もうこの年では、認知症になってもあきらめはつくが、50代の働き盛りだときついだろうなあ。落語家の三枝のまくらに、「アルツハイマーの名医が見つかった」「誰?おしえて」「忘れました」というのがあって、こちらは大笑いしてしまったが、今、医者が目の前で認知テストをやり始めたら、たぶん「恐怖と不安」で、頭が真っ白になって何も答えられないだろうな、とも思ってしまう。日々物忘れの波は大きくなって、襲い掛かってくる。この波からは逃れることができそうにない。
口臭 [2026/04/10,10:27:50]
自分だけの感覚かもしれないが、年をとってから、清潔になった。というか清潔を心掛けるようになった。身だしなみや身体の匂い、ひげそりや歯磨きなど、若いころには考えられないほど、キチンと向き合うようになった。相手に不快な思いをさせたくないからだろう。若いころはそんなことはどうでもよかった、ような気がするが、なかでも一番気を遣うのは「口臭」だ。二日酔いの翌日などは口臭がひどくて外出も控えたほどだが、今は縁が切れた。お酒を飲まなくなったこともあるのだろうが、毎朝の口臭ケアのうがい薬が効いているようだ。このうがい薬を常用するようになってから、自分から口臭を意識することはほとんどなくなった。毎日10枚は使う無印良品の100円メモパッドとともに、この口臭ケアうがい薬は、お買い得商品のひとつだ。今日も雨。外に出たいが、億劫さが先に立つ。
メガネ [2026/04/09,09:24:55]
散歩中に財布を落としたりしないように、散歩専用の2千円ぐらい入った小銭入れを持ち歩くようにしている。特に冬場に多いのだが、ポケットからのモノの出し入れが多くなり、財布を落とすケースが増える。昨日、久しぶりにお金を振り込む必要があり近所の銀行へ出かけた。振り込みを済ませ、隣のスーパーに入ったところで、メガネをかけていないことに気が付いた。銀行に置き忘れたのだ。急いで戻ると、記帳デスクにメガネはそのまま置かれていた。冷や汗をかいた。散歩から帰って財布を落としたと気が付いた時、身体から力と熱がさっと引いていく、あの何とも言えなぬ絶望感が、少しだけ蘇ったほどだ。とにかく大事なものは持ち歩かないことが肝心だ。でもメガネはそうはいかないか。
ホワイトボード [2026/04/08,09:25:31]
学校にあった黒板が好きだ。見かけると何かを書きたくなる。チョークも、あの独特のザラザラ感が嫌いではない。黒板に、とりあえず思いついたことを書く。すると次から次へとアイデアがつながっていき、「あ、そうか自分は今こんなことを考えていたのか」と鮮明になり、びっくりすしたこともあった。考えが煮詰まって、にっちもさっちもいかなくなると、「黒板があればなあ」といつも思ってしまう。いまは壁に簡単に貼って使えるホワイトボードがあるという。そこでミーハーは早速ネットで購入。畳一畳弱の大きさだが、飽きればはがせばいい。ということで、シャチョー室にはホワイトボードが新登場。まだ何も書いていない。
B29 [2026/04/07,10:23:58]
太平洋戦争時、米軍によるB29爆撃による空襲はよく話題になる。ある時、知人が「アメリカの飛行機って、どこから飛んできてたの?」と直球で訊かれた。いやいや私に言われても、とすぐ答えられなかった。長崎も広島も土崎も、B29がアメリカ本土から飛んできて、日本に爆弾を落として、また帰っていく……なんてはずはない。なのに飛び立った基地を知らないまま、馬齢を重ねていた。正解は北マリアナ諸島だ。いまはアメリカの自治領になっている太平洋上のサイパンやグアムやテニアンなどの島から飛び立った飛行機なのだ。なるほど、これなら爆弾を積み込んで、日本で落として、余裕で帰還し、その日のうちに祝勝パーティなどすることも可能だったに違いない。北マリアナ諸島って、太平洋戦争を知る上では、かなり重要な地名なのだ。
パッチワーク [2026/04/06,09:43:07]
もうちょっとすれば青空が見えるはず……と信じて週末も原稿を書いていた。ブラジル・アマゾンの紀行文である。40年間、まったくまとめられず、書いては放り出し、取材に出かけては挫折し、構成は一向に定まらない。そんなことを繰り返した、いわくつきの原稿だ。それがここ数日、まとまり出したのだ。大きく3つの話があるのだが、これがうまく1本にならない。そこを悩んでいたのだが「3つの話を、T、U、V、と3章だてにして、つながらないまま1冊にする」と思いついた。そう決めて、書きはじまたら、すらすら筆が進む。なるほど、これでいいんだ。ほとんどパッチワークのような感覚で、項目ごとに書き散らしていた原稿を「つぎはぎ」しただけである。これで十分意味は通じる。時間をかけすぎると、得てして複雑さに傾いて、単純さのダイナミズムを見失ってしまう。パッチワークでよかったんだ。
青空は [2026/04/05,10:55:58]
今日も雨だ。まったくついていない。仕事場に閉じこもって原稿を書いているので、青空だったら逆に外への未練が生まれるから、これでいいの、かも。夜に詠む本もずっと「はずれ」が続いている。『高峰秀子ベスト・エッセイ』があまりに面白すぎた。その後に詠んだ本はかすんで、損をしている。ここ数年、途中で読むのよやめた本はメリルの『白鯨』だけだった。最近、はあの高村薫『晴子情歌』を上巻だけでリタイアしてしまった。面白かったが、どうにもあの暗い情念に、こちらの息が続かなくなった。心境が変われば、再チャレンジしてみるつもりだが、そんなこんなで鬱屈の日々。まあ、またいつかは青空がやってくるのを信じるしかない。

FREE imgboard v1.22 R5!!