スタバ [2018/11/12,16:30:58]
このところまた毎週1回、歯医者通い。ひとつの虫歯に平均3回ほど治療回数がかかるのだが、今年は本当に歯医者通いがとまらない。反省もあり毎日の歯磨き回数を増やしているのだが、これはもう付け焼刃だろう。治療が終わって、気持ちを落ち着かせるため駅ナカのスタバで少しまったり。目の前に旅行中の高齢者夫婦が入ってきた。男はパソコンを開いて、入念に大きなキャリーバックの中を整理整頓。女はすぐに外に出て、買い物をしては帰ってきてバックに入れ、また出ていくを繰り返す。この間小1時間、この男女はこうした行為を繰り返して悠然と出ていった。一度も飲み物を頼まずにだ。「駅のスタバは待合室」という感覚で慣れ切っている感じだった。電話をしたトイレを使ったり水を飲んだり、ほとんど我が家感覚でスタバを使いこなしていた。
森𠮷山 [2018/11/12,09:21:42]
森𠮷山に登るのは何年ぶりだろうか。花の2百名山でもあり、大きな山域としてはそのすべてが秋田県内に属しているという珍しい山でもある。昔はこめつが登山口側から2時間ちょっとで登ったような記憶があるが、今はゆっくりのんびり3時間半。まあこんなもんだろう。これだけ人口に膾炙した有名な山なのに、日曜日の好天というのに登山客はまばら。花の時期だけがにぎわっているということなのだろうか。登山道はごろごろの石がむき出しで歩きにくいことも影響しているのかもしれない。往復6時間の行程は結構な運動になった。心地よい疲労感が身体に残っている。
土曜半ドン [2018/11/10,11:13:35]
ぼんやりとだが「週休3日の時代だな」と感じている。もう自分が差配して物事を決める立場にはないが、そろそろ真剣に考えていい頃合いだとは思っている。A1が普及すれば生産性や創造性の高い仕事しか生き残れない。「好きなことでしか勝ち抜けない」社会が、すぐそこまで来ているのだ。日本で初めて週休2日制を導入したのは三菱電機で1963年(月2回)。公立学校の週5日制が始まったのが1992年(月1回)だ。さらにさかのぼれば、アメリカの自動車会社フォードが週休2日制を導入したのが1926年で、日本でようやく青少年の労働時間の制限を定めた法律が施行されたのは1911年。週休2日制前の日本は「日曜が休みで土曜は半ドン」が定番だった。あの休みの形が決まったのが1876年の太政官達だから明治9年のことだ。「土曜半ドン」は100年以上続いたわけだ。いまだに「土曜半ドン」を懐かしがる人がいるのも不思議ではない。
閉塞 [2018/11/09,09:30:57]
今週もあっという間に週末がやってきた。振り返っても今週どんな仕事をしたのか、ほとんど覚えていない。ヒマではないが忙しくもない状態がダラダラと続いている。大きな仕事が入れば状況は一変するのだが、そうした兆候はみじんもない。活字をとりまく世界は、ひたすら静か。身を小さくして世の中の隅っこで誰にも聞こえないように小さなため息をついている、という感じ。個人的にも読みたい本はない。昔読んだ感動本をもう一回、という傾向だから他人のことは言えない。読者からの問い合わせも昔の品切れ本ばかり。ワクワク、ドキドキすることは本当に少なくなった。これを時代や老化のせいにするのは、ちょっとズルい。それはわかっているのだが、かといってそこをバネに飛躍するほどの情熱はない。しんどいなあ。
ボルソナーロ [2018/11/07,14:15:19]
どうやらアメリカの中間選挙はトランプ勝利(上院)のようだ。アメリカ人は何を考えているのだろうと思わないでもないが、どうもそう単純な政治選択でもないようだ。『記者、ラストベルトに住む』(朝日新聞出版)を読むとトランプ支持層の生態がよくわかる。ブラジルでもミニ・トランプといわれる極右のジャイル・ボルソナーロが大統領に当選した。軍事独裁政権を賛美する元軍人である。アマゾンに住む日系人に、その辺の事情を訊くと「左翼やリベラルは貧乏人に金をばらまき、残りを自分の懐に入れるだけ」。そんな最低の「良い人」より、官僚の腐敗や汚職、治安悪化に真剣に取り組む「悪そうな人」のほうがずっとまし、というのだ。なるほどアメリカの選挙民事情も似たようなものなのだろう。「良さそうな人より悪そうな人のほうがちゃんと仕事をする」という価値観が世界で増えつつあるのだろうか。
旅の本 [2018/11/06,12:39:36]
夜中に目が覚めて眠られなくなってしまった。手元にあった稲垣えみ子『人生はどこでもドア』(東洋経済新報社)を読みだしたら、やめられなくなり読了。著者はあのアフロヘアーの元朝日新聞記者で、サブタイトルは「リヨンの14日間」。プライヴェートのわずか2週間のフランス旅行が本になるのか、という興味から読み始めたのだが、旅の目標(目的)は「外国で日本と寸分たがわぬ生活をすること」。朝起きてヨガをしてカフェで原稿を書きマルシェ(市場)で買い物、自炊する。それを2週間続けた記録なのだが、これがもう無類に面白い。そうか、やっぱり本の命は「テーマ」なのだ、ということを改めて思い知らされた。観光地にもいかないし、フランスなのに1軒のレストランの名前も登場しない。泊まるのは民泊だし(これが重要)、言葉はできないし、冷蔵庫も洗濯機も使わず、食事は自炊する。暮らすように旅をする50台の女性は、ものすごくおしゃれだ。
新米 [2018/11/05,09:41:37]
新米が美味しい。幸せだ。去年まで農家は減反に協力すれば10アール当たり7500円の補助金がもらえた。今年からそれがない。半世紀ぶりに農家は自由にコメをつくれるようになったわけだが、作付面積は前年比で1パーセント増。東高西低で西は減産、東は増産傾向にある。日本で最も作付面積が増えたのは秋田県で前年比5500ヘクタール増だ。2位の新潟に1000トン以上の差をつけている。なぜ秋田はコメの作付面積が増え続けているのか、そのことをいろんな角度から調べてみようかと思っているのだが、一筋縄ではいかない難しさもある。新米の価格は4年連続で上昇している。と同時にコメ離れも年間消費量は50キロを切りそうな崖っぷち。外食に使われている業務用米不足も深刻で(農家はブランド米ばかり作りたがる)、コンビニのおにぎりがまずいのは輸入米を使っているからだろう。かくもコメを取り巻く状況は複雑怪奇。調べてみる価値はありそうだ。
代行車 [2018/11/04,11:54:40]
久しぶりにカミさんと外食。行くところはいつもの「和食みなみ」。自分の車で行き、帰りは代行車がいい、というカミさんの提案に従った。代行車はほとんど使うことはないのだが、そちらのほうがタクシーを使うより半額で済むという。はたして本当にそうだった。タクシーでは片道1300円だから往復2600円だ。それが代行車は1500円ですんだ。なるほど、これなら使う人が多いのも納得できる。もう一つ。網戸の網がボロボロになったので買いに行った。お店で「網戸は夏のもの。夏が終われば返品するからありません」と笑われてしまった。網戸の網ぐらいどこでも売っていると天から疑わなかった。実際にその場面に遭遇しなければわからないことが世の中にはいっぱいある。これまでよく生きてこれたもんだ。
一人は無理 [2018/11/03,15:22:18]
2週続けて山行はなし。天気はいいのに恨めしい。山に行けないのはパートナーというかリーダーのSシェフが多忙なためだ。一人で行けば、と言われそうだが昨今の山はクマが怖くてとても一人は無理。人気のある山なら登山客も多いので安心なのだが、そんな山は栗駒、駒ケ岳、太平山に森吉、鳥海ぐらい。その他の小さな山は週末もほとんど人はいない。クマの気配だけがプンプンと森全体に匂っている。どこかでクールに登山客を眺めているクマの視線を痛いほど感じてしまうのだ。静かに一人で秋の里山を散策する、というのはもう過去の「幻想」である。静かな里山ではひたすら鈴を鳴らし笛を吹いて大声を出してクマにこちらの存在を誇示するのが山歩きの基本だ。情緒も何もあったものではない。去年、教養大の裏の森でコンクリートの上に巨大なクマの糞を見た。これまでやつらと出遭わなかったことの奇跡につくづく感謝したものだが、あの日以来、一人の森歩きはもう無理だと悟った
棚踏 [2018/11/02,09:44:57]
「棚踏」(たなふみ)という故事を知っているだろうか。日曜大工でお父さんが作った棚が、同じくお父さんお作った踏み台の上に落ちてしまった。棚は落ちたけど壊れなかったが、踏み台は落下物のために壊れてしまった。これはどっちがよりダメなのか、という「矛盾」にかわる新しい故事が「棚踏」だ……という新聞連載の4コマ漫画。なるほど、これは「あり」だよな、この言葉。昨日の新ソバ漫画が面白くて切り取ったら真裏に別の漫画家の4コマも載っていた。それがこの「棚踏」漫画だった。こんな故事、本当にあってもおかしくない。荒唐無稽の一歩手前で、リアリティを損なわずシリアスを笑いに変えてしまう。一流の漫画家はマジシャンのようだ。それを毎日欠かさず産み出す頭の構造はどうなっているのだろうか。世の中は才能にあふれている。

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